かなへびの食事
去年のお盆過ぎに公園でかなへびを捕まえたことをきっかけに、かなへび飼育を始めてから約半年くらいが経ちました。捕まえた一匹目は飼育方法がよく分からずに、取り敢えず虫かごに入れて、良かれと思って日向ぼっこさせた結果、二、三日で死なせてしまいました。
原因はおそらく熱中症。
日陰になる場所は作って上げていたものの、気温が高過ぎて死んでしまったのだと思います。しかしながら、この一匹目に捕まえたかなへびのおかげで、かなへびの可愛さに気が付き、本当ならかなへびにとって、自然が一番たと分かりながら、手前勝手ながら飼育しまい欲が高まり、二代目を公園で捕まえ、私の飼育生活が始まりました。
飼育ケースを新調して、バスキングライトを購入して、水場も広めにとって…、と必要なものは用意したのですが、困ったのが餌問題。捕まえた頃はまだ外にはコオロギなどの小さい虫がいましたので、自分が頑張れば餌は取ってこれるのですが、冬場はいなくなります。ペットショップでコオロギが売ってはいるものの…うーん、どうしたものかと悩んだ結果、人工餌というものがあるということを知りました。
早速買ってみて、かなへびに与えてみてがっかり。全く興味を示さず。
私は子供の頃に犬を飼っていたのですか、犬は喜んでカリカリの人工餌を食べていたので、その感じで食べてくれるのかとばかり思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
何日も何日も…
思っていた以上に食べないので、これ、食べないのかも…このままじゃあお腹減って死んじゃうのかな…うちのコはコオロギ飼育で頑張るしかないのか、と心配したことを覚えています。
それから半年。
当時の私の心配をよそに、今ではガツガツ食べてくれています。自然界ではこんな餌はないわけですから、最初は戸惑うのは仕方のないことですよね。
それにしても、かなへびって可愛いです。日中は日向ぼっこでまったりして、夕方暗くなると家に戻って寝るという規則正しい生活がまた可愛いいです。
朝、バスキングライトを付けてあげると、おはようって自分の隠れ家から出てくると胸がキュンってなっちゃいます。
まだ卵を孵化させたことがないので、いつかかなへびの赤ちゃんに会える日を楽しみにしているのですが、それはいつになるのかな。
いまから楽しみです。