長女が小学校で馴染めていないのかもしれない。
私は長女、長男、次女の3児の父親です。
同じように育てたつもりなのですが、3人ともそれぞれ性格が全く違います。長女は真面目で慎重、長男は内弁慶のお調子者、最年少の次女は、ちょっとわがままで、何でも上2人と一緒でないと気が済まない負けず嫌いです。
小さな違和感
実は長女に関しては前々から少し心配していたことがありまして、それは、ちゃんとお友達とうまくコミニュケーションを取れているのかな?ということです。
長女は、私が言うと親ばかのようですが、割と言うことをしっかりと聞いて、言われたことはきちんとやってくれる子なのですが、あまりに言うことを聞くものですから、いわゆる”いい子ちゃん”であることを友達から良く思われていないのではないかと言う心配をしていました。私としては、学校の先生やお友達に迷惑を掛けないように教えていたつもりなのですが、少しうるさく言い過ぎたのかもしれません。
最初に違和感を感じたのは、長女が幼稚園年長の時の授業参観でした。
体育の授業をやっていた時のこと、大勢でサッカーのような遊びをしていたのですが、私の子どもだけ、周りのみんなと少し距離が離れていました。しかしながら、楽しそうにはしているので、ただの思い過ごしだろうと、少し気には留めたものの、その日は気にしないことにしました。
小学校入学
それから数か月が経ち、長女は小学校に入学しました。
長女は自宅から少し離れたところにある幼稚園に通っていたこともあり、通っていた幼稚園から、長女の入学する小学校では、幼稚園からの友達が少し少ないという状況になってしまいました。
自分の子どもが学校でうまくやれるのか心配することかと思います。もちろん、私も同じような心配をしました。それは、以前に長女が幼稚園で周りから少し浮いているように見えた時のことが脳裏に過ぎったからです。
私は仕事から帰ってきて、長女と会話をするようにしています。
「今日の学校は楽しかった?」
「どんなことをした?」
「学校から帰ってきてからは誰と遊んだの?」
そう聞くと長女は嬉しそうに学校で楽しかったことや、遊んだ友達を話してくれました。
私はそんな長女の話を聞いて、自分の心配していたことが思い過ごしであったことにほっとしていたのですが、ある日、少し変わった出来事がありました。
ショックな出来事
私が仕事を終え、自宅に帰ると妻からその日に長女にあった出来事を話されました。
長女は小学校が終わり、一度帰宅した後に遊びに行った時ようなのですが、しばらくすると、友達のお母さんに付き添われ、泣きながら家に帰って来たというのです。どういうことなのか、もう少し詳しく話を聞いてみると、長女を含めた数人の友達と、最初は近所の公園で遊んでいたそうなのですが、遊ぶ場所を変えようということになり、小学校の校庭で遊ぶことになったようです。小学校の校庭に行くには、片側1車線でまあまあ交通量のある道路を渡らないければならないのですが、長女を除く数人の友達は、横断歩道を渡らずに、道路を横切って校庭に向かったようでした。その時、長女は道路を横断するのが怖くて渡るのを躊躇ってしまったようです。いつまでも道路を渡れないそんな長女の姿を見て、友達たちは早く遊びたくて待つのが面倒になったのか、長女を置いて先に行ってしまい、長女はその場で大泣きしてしまったと言うのです。その大泣きしているところを、偶然にも通りかかった友達のお母さんに発見され、わざわざ長女を自宅まで送り届けてくれたのです。
横断歩道を頑なに渡らなかったのは、きっと私がいつも注意していたことを、長女なりに守ろうとした結果だと思います。交通事故になってからでは遅いので、もちろん、それは良い判断だとは思うものの、上で書いたように、私がきつく言い過ぎてしまうことが、結果として、長女を縛り付けてしまっているような気がして、胸が痛くなりました。
別の日ですが、妻に長女の様子について、色々と話してみました。聞いてみると、その他の場所でも、他の子たちと馴染めていないような感じでした。
やっぱりそうだったか・・・。
自分が以前から薄々感じていた小さな違和感は、残念なことに当たっていました。
私はなんとなく気が付いていたのですが、知りたくありませんでした。
もっと言うと、現実から目を逸らそうとしていました。
長女との会話で、長女が楽しそうなら、それ以上は気にしないようにしていたのです。
長女の手紙
誰に宛てた手紙なのかは分かりませんが、長女がこんな手紙を偶然にも発見しました。
手紙には、「人となかよくしたいです、これからもずっとなかよくしたいな。」「〇〇〇(友達の名前)ともなかよくしたいです。」と書いてありました。もしかしたら、長女はいつも楽しそうにしていながらも、人間関係で悩みを抱えているのだと思います。しかし、本人はどうしたら良いのか分からないです。
この手紙を見つける以前になるのですが、長女が友達と通学している時、長女が友達を置いて、前へ前と先に歩いて行ってしまっていました。私は、仕事から帰って来た後、長女とそのことで話しました。
「友達と一緒に学校に行くなら、歩くスピードは友達に合わせなくちゃだめだよ」
そう話したところ、長女は不思議そうな顔をしていました。
マイペース
長女は良く言えば、マイペース、悪く言えば空気が読めないのではないかと思います。他でもそのような場面は多々見受けられます。そして、そのことが、無意識に長女を苦しめているのかもしれません。
しかし、いくら我が子が心配とは言え、親が子どもの世界に首をつっこむのは我が子の為にもなりません。どうにかして自分一人で問題を解決できる強い子になってほしいと願っています。
親として、出来ることを妻と考えた結果、スポーツを通じて、人付き合いに慣れてもらえたらいいのでないかと考え、急展開ではありますが、私の通っているスポーツジムで丁度スイミングを習うことが出来ますので、習わせてみてはどうかという話になりました。
早速、体験レッスンを受けさせてみたところ、本人も体験レッスンが楽しかったようで、スイミングスクールに通うことになりました。そのスクールには、同じ小学校の同学年もいるようなので、少しでもお友達が出来ればなと思います。
取り留めのない話なりましたが、心配していたことが、良い方向に前進しましたので、ブログに書いてみました。
さて、明日から4連休で梅雨明けも見えてきました。完全にランニングを休んでしまっていましたが、足裏の痛みも大方取れましたので、ランニングも徐々に再開して行きたいと思います。
それでは、今日もお疲れ様でした。
お互い様娘を持つ親としてがんばりましょう!千葉県柏市のおやじより
小野 様
コメント有難う御座います。
はい、頑張りたいと思いますが、何をどうしてあげたら良いものか、
自分のことなら全力で頑張るのみなのですが、娘のこととなると
分からなくて悩みます。
あまり気にし過ぎてあげるあまりに、それが娘にとって
プレッシャーになっても困りますし。。。
まずは変わった様子がないか日々チェックして過ごしてみます><
こんばんわ。
お父さんの言いつけを守って、頑なに横断歩道を渡らなかった姿から、いかにお父さんが娘さんを大切に育ててきたのか伝わります。
それを「厳しく言いすぎた」と思わないで下さいね。本当に大切なことだから、お友だちが一緒でも守ったんだと思います。
空気が読めないかも知れない…それはもう少し先で心配してあげてください。
人と仲良くしたいな、と言葉にしています。
何かしらの違和感や自分の頑なな姿を感じているのではないかと思います。
娘さん、お父さんが思っているよりも大人びているのかも知れません。
ブログに心配していることを綴るほどに大切な娘さん。
これからも見守ってさしあげてください。
めぐま 様
コメント有難う御座います。
父親として、どこまでどうして上げたら良いのか、
そもそもどう接してあげることが正解なのかよく分からず悩みます。
あんまり言うと煩がられるし、
かといって言わないではいられないし・・・
勉強やスポーツは大事ですが、
まずは子どもにはたくさんの楽しいお友達が出来てほしいなと
考えているのですが、それがうまくいっていないということが
辛いですし、親として見守ることしか出来ないのが辛いところです。
まだ小学生一年生なので、これから人付き合いも勉強してうまくなっていくとは
期待しているのですが、イジメられたり、
変に優しい子なので、それを我慢して親に言わないで
いられることが心配で仕方ありません。
最終的には子どもを信じるしかないのですが、
出来る限りのお手伝いはしてあげたいなぁと思ったり
親ばかなのかなと思ったり
自分でもどうしたら良いのか分かりません。。。
人の子の親になるって難しいです。