第一回 ぼくと格闘ゲーム

格闘ゲーム黄金時代

 1990年代、格闘ゲームが大ブームがありました。

 ストリートファイター、餓狼伝説、龍虎の拳、KOF、サムライスピリッツ、ワールドヒーローズ、ヴァンパイアハンター、豪傑一族、X-MEN、マーブルヒーローズ、バーチャファイター、鉄拳・・・ぱっと思い浮かんだだけでも、メジャーどころはこれだけあります。きっと、このブログを書いたあとからも、あれもあったな、これもあったなと思い出すことでしょう。

 ゲームセンターのアーケードゲームではもちろんのこと、当時の家庭用ゲームにも次々とメジャータイトルが発売されており、今思い返すと、異様な盛り上がり方をしていました。

 私が初めて格闘ゲームにハマったのは、小学校時代でした。友達の家のスーパーファミコンでストリートファイター2をプレイして、あまりの面白さに感動して、その日のうちに、あっという間に格闘ゲームの虜になりました。

 自宅に帰って、早速、親にスト2を買ってほしいとねだって、電話でゲーム屋さんに在庫があるか確認したものの、品切れで、予約しないと買えないと言われて、すぐに手にはいらないことを知りガッカリしたものです。スト2を予約してからというもの、いつ手に入るのか、毎日毎日、気になって仕方なくて、学校の登校時から、ずっとそわそわしていた記憶があります。

 スト2が大ヒットしてから、次々と面白いタイトルが出てきました。

 特に私がハマったのは餓狼伝説シリーズで、餓狼伝説2の主人公であるテリー・ボガードには本気で憧れました。また、それまでの、格闘ゲームの必殺技は波動拳や、ソニックブーム、ヨガフレイムのように相手に向かっていく飛び技だったのに対して、地面を這って、相手に飛んでいくパワーウェイブのあまりのかっこ良さには度肝を抜かれたものです。

ゲーセンデビュー

 1995年、夏。

 小学校時代は、仲間うちでスト2や餓狼伝説2を楽しんでしましたが、中学一年生になって、いよいよゲームセンターデビューをする時がやってきました。

 きっかけは、自宅から自転車で15分くらいのところにあったイトーヨーカドー内のゲームセンターが、夏休み期間限定で、全ての筐体に1クレジット分だけ無料で入れてくれているというサービスを始めたことでした。私は友達に誘われて、そのタダゲーをしに行くようになったのです。

 早いもの勝ちだったので、開店と同時に、自動ドアをくぐり抜け、階段を駆け上がって、3階にあったゲームコーナーを目指しました。お小遣いは決して多くない年ごろでしたので、タダでゲームが出来るこのチャンスは、私たちにはとても貴重なものでした。

 私は来る日も来る日も、真っ青な空の下、朝っぱらから汗をかきかき、自転車を漕いでは、イトーヨーカドーの3階にあるゲームコーナーを目指し、10時の開店と同時にダッシュをする日々を過ごしていました。

  ひととおりタダゲーで遊んで、それから、お小遣いで何回かゲームをやって、友達をくっちゃべって、お腹が空いたなあ・・・って、時計を見ると12時近くになっていました。

 そして、今日のお昼はなんだろうな、って思いながら自転車を漕いできた道を帰るんです。

 一日の半分は、こうやって終わっていました。

 今になって振り返ってみると、本当に幸せな日々だったと思います。

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