初めての30kmチャレンジ、大失敗に終わる
本日の秋田も快晴です。
私が秋田に転勤してきて、これが3回目の冬になるのですが、一番暖かくて、過ごしやすい天候となっております。去年も暖冬でしたが、ここまで暖かいともう春なのかと錯覚してしまう程です。
そんな訳で、今日は30km走に挑戦することにしました。久しぶりに日中の明るい中で外を走れるので、とても嬉しいです。
私は、昨年の6月からランニングを始めたのですが、30km以上の距離を走るのは、昨年9月に走った田沢湖マラソンの42kmと、ATRF(秋田トレイルランフェスティバル)の32kmのみでいずれも大会での完走でした。ですので、練習で30km以上の距離を走ったことは一度もありませんでした。
大会だと他の参加者がいたり、エイドがあるので、疲れていても、なんとか頑張って走ることが出来るのですが、今回は単独走になるので、完走出来るかどうか少し心配でした。
私のペース設定はキロ5分設定で走ることにしました。
去年の夏頃の自分であれば、このペースは無理でしたが、今の自分であれば、最近の練習記録から達成可能なレベルだと判断しました。
走り始めて、出だしは好調。
もっとペースを上げられるような気もしましたが、まだまだ先は長いし、今日はキロ5分と決めて、1キロ1キロを刻んで行くことにしました。
【10km通過】
スタミナには問題なく、もう少しペースを上げられるくらいの余力がありました。
【15km通過】
少し身体が重たくなってきましたが、30kmまで残り半分となり、キロ5分ならなんとか行けるかなと思いながらそのまま継続して走りました。
【18km通過】
ここで、突然、ガクっと脚に来ました。キロ5分を刻むことが辛くなり、キロ5分30秒までペースが落ちてしまいました。自分でも体調の異変に気が付き、このまま30kmまで走り切るのは無理だと判断しましたが、せめて25kmまで走ることに変更しました。
【20km~】
25kmまでは、ペースを落としてでもなんとか走り切ってやろうと頑張って見ましたが、身体に力が入らず、前に進むのが辛くなりました。それどころか、立っていることさえきつく、22キロから少し進んだところで、足元もおぼつかないくらいにフラフラしなってしまったので、ここで走るのを止めることにしました。
原因はおそらくエネルギー不足だと思います。
今日は、早起きして食パンを一枚食べてから、朝からジムに行きました。ジムでは自分を追い込んで、その後に、ロクに食事も水分補給もせずに30km走りに行ってしまったのです。そして、走っている途中には、水分補給も食事も摂らずでしたので、身体に無理がきてしまったのでないかと考えます。
走ったコースは、海沿いコースで、立ち止まった場所には近くにコンビニも何もないところでしたので、お腹が減ってヘトヘトでも、エネルギーを補給することが出来ず、自宅まで30分以上歩いてなんとか命からがら帰宅しました。
幸い、今日の秋田は終日天候が良かったのですが、例年の冬の日本海側であれば、天候がコロコロと変わりやすいので、例年のように急に吹雪いてきたらと思うとぞっとしました。
今回のケースは、大いに反省し、同じ過ちを犯さないように気を付けたいと思います。まず、単独でロングに出かけて、人通りの少ないコースを走る場合は、最悪のことを考えて、飲み物、食べ物は必要最低限用意する必要がありまし、季節によっては、寒さや、急な雨対策で雨具も用意した方が良さそうです。ちょうど、昨年に参加したトレイルランで用意したリュックがあるので、今後から、リュックを担いで走ろうと思います。
30km走は失敗に終わってしまいましたが、いい経験にはなりました。
今後のランに活かしたいと思います。
というか、これってランナーの常識だったのかもしれませんね。私はランニング雑誌とか、全く見ないで、全て独学で、思ったように好きにやっており、情報不足であった為に、今回のようなケースに遭遇してしまったのでしょう。
もし、私のようなランナーの方がいらっしゃいましたら、お気をつけて楽しいランニングをされてください。
それでは今日はこの辺で。