ハーフマラソンをキロ4分15秒フラットで走れる気がしない。
仕事を終え、自宅に帰り、子供の世話と家事をこなし、子供たちが寝るのが夜9時。そこからがようやく自分の時間になります。気分が乗っている時はそのまま外に飛び出して夜ランに出掛けるのですが、調子が悪かったりして、一息つこうものならあっという間に夜10時になってしまいます。
昨日は、外の天気はまずまずで、相変わらず暖冬の影響で路面に積雪もなく、夜ランするには丁度良い天候ではあったのですが、いまいち気持ちが乗らず、うだうだしてしまいました。そしたら、あっという間に夜9時を回っていました。
ふと、ランニングウォッチGARMINを見てみると、今週の走行距離は10kmでした。
「・・・走るか。」
1か月前にお小遣いを貯めてようやく購入したこのGARMINですが、さすがランニング専用です。この週の走行距離を表示させる機能は、こちらをその気にさせてくれます。
「やばい、もう夜10時になっちゃう・・・」
この時間になってしまうと、夜ランを2時間してしまうと夜12時になってしまうので、走れる時間は1時間が良いところになります。私が1時間で走れる距離と言えば、10kmです。ですので、この日の夜ランは10kmにすることにしました。
この日の夜ランの記録は次のとおりです。
前日は夜ランをオフにしたので、身体の疲労はそんなになく、脚は軽めでした。
最初の1キロ目のラップタイムは4分49秒で、自分としては、最初の1キロ目からこのタイムで走れているのは、私にとっては、まずまずタイムであり、調子は悪くないものだと思いました。
「もう少し、ペース上げてみようかな・・・」
2キロ目のラップは4分42秒でした。
「あれ、思ったよりも上がらなかったな・・・」
気持ち的には、キロ4分35秒で走っていたのですが、思ったよりもラップタイムが伸びませんでした。それじゃあ、と、3キロ目をさらにペースを上げてみました。気持ちの上では、4分30秒で走っていたのですが、現実は4分40秒と、それとは程遠いタイムでした。
少しずつ、自分の息が上がってくるのが分かりました。
私の今年のハーフマラソンの目標はサブ90なのですが、サブ90を達成するためには、キロ4分15秒を21キロ刻まなければいけないのですが、たったの10kmという距離でさえも、それが出来ないのでは、話になりません。
そう、今の自分の実力は、サブ90なんて到底不可能なレベルなのです。
調子が悪いのならともかく、調子はまずまず良いというにも関らず、キロ4分15秒どころか、キロ4分20秒台も刻めないなんてと少しショックを受けました。
悔しくなって、この日のラスト1kmくらいは・・・と、ラスト1kmは全力ダッシュをしてみたのですが、ラップは4分19秒でした。
恥ずかしい話ですが、私は自分の実力を過信していました。
ここのところ、夜ランでハーフを何度か走り、サブ100達成間近で走れたことから、根拠のない自信を持ってしまっていました。10kmランであれば、最後の1kmくらいはキロ4分00秒くらいで走れるだろうと、甘くみてしまっていました。
今日まで、調子に乗っては、挫折をする、の繰り返しでここまでやってきましたが、どうやら、この根拠のない自信と、挫折を、またもや繰り返してしまいました。
10km走る中の、たったの1kmでさえも、キロ4分15秒で走れない自分が、本当に21kmという長丁場でキロ4分15秒を刻むことが出来るのだろうか。
・・・無理。
今、そんな風に少し弱気になってきてしまっている自分がいます。
とは言え、諦めたらそこで終わりです。このまま走り続けたら、自分はどれくらい強くなれて、どんな風に速く走れるのか、そうなった時に、どんな景色を見ることが出来るのか。
今まで生きてきて、これといった努力をしたことのない自分ではありますが、今後こそ、自分が自信を持ってやりきったと言えるように、後悔のないように、頑張ってみたいと思います。
今日も夜ランに行ってきます。
では。