自分は脚の遅い人だということを理解しました。
今日、自分は脚が遅い人なんだということを、ハッキリと理解しました。
ずっとずっと昔の話になりますが、私は小さな頃からずっと勉強は苦手でしたは、運動することに関しては得意でした。中でも走ること関しては、短距離も長距離も得意でした。
脚が速かったことから、中学校、高校、大学では陸上部で短距離をやってました。社会人になってからは、サッカーを始めて、走れば私に追いつける人はいませんでした。
とにかく走ることに関しては、ずっと自身がありました。高校時代、1500mでは4分30秒は切れていたと思います。
とうの昔のこととは言え、自分はずっと脚だけは自信があったのです。
出来れば、その記憶のまま、終わりにすれば良かったのかもしれません。
今の自分は遅い
数日前に走った駅伝大会での2.9kmで、12分32秒という不甲斐ない記録に大きく肩を落とした話を前回のブログでお話しました。
しかし、私はその記録をどこか認められないでいました。
「前半から飛ばしたせいで記録が大幅に落ちたんだ。」
「自分のペースで走れていれば10分、いや、少なくとも11分30秒くらいで行けたはず。」
そんな風に考えていました。
本日、再び3kmに挑戦

3kmをそこそこ全力で走って見ました。
結果、記録13分47秒。
確信しました、先日の2.9kmは妥当な記録だったのです。今現在、私はその程度の実力しかないのです。
走り始めるようになってから、長い距離を走ることばかりを意識し、また、スピード練習は肺が苦しくなことから、一度も実施せず逃げてきましたが、今回の件で明らかに自分に足りていない練習であることが判明しました。
それと、正直に言うと、私がスピード練習から逃げているのは、もう一つ理由がありました。
本当は、遅くなっている自分、いや、遅い自分を認めたくなかったんです。
勉強が苦手で、走ることは自分にとっての唯一のアイデンティティだったにも関らず、それさえも失っていることを認めるのが怖かったのです。
本当は、薄々気が付いていたのですが、知りたくなかったのです。
さて、いよいよ、本当の自分に気づいてしまった訳ですが、ここまで来たら、イチから、いや、ゼロから出発するしかないと思っています。
失うものは何もありません。
ランナー1年目として、しっかりと一歩ずつ成長していきたいと思います。